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日本発モーションネットワークで初快挙: MECHATROLINKがSEMI E54.19規格取得

MECHATROLINK協会は、オープンネットワークMECHATROLINKのグローバル化のために、国際標準規格対応を積極的に推進しています。その活動の一つとして、SEMI規格であるE54規格の認証取得を目指し、2006年4月から日本国内の半導体製造装置メーカーやPLC・サーボなどの機器メーカーが集まり、SEMIジャパンのタスクフォースとして登録し活動を行ってきました。その結果、SEMIの電子投票により2007年1月18日に、MECHATROLINKはSEMI規格E54.19として認定されました。
E54規格はセンサ・アクチュエータのネットワークの規格で、省配線オープンネット団体が認定を取得している規格です。日本を母体とするモーション系のネットワークとしては、初の取得になりました。同規格の改版は2007年3月に英語版CDで出版され、日本語版は2007年夏になる見込みです。
MECHATROLINKがSEMI規格E54のインタフェースに準拠することで、半導体・液晶関連メーカー殿がMECHATROLINK採用の際に、その規定されるインタフェースを採用すれば、ネットワークによる仕様の違いやネットワークに接続される機器に対する仕様の違いを小さくすることができ、容易にMECHATROLINKを組み込めることになります。また、半導体/液晶製造装置の搬送、駆動、I/O機器制御に、スタンダードとしてのMECHATROLINKの採用が促進され、さらに業界内部へ浸透していくものと予想されます。
日本のモーションネットワークとしてデファクトスタンダードになりつつあるMECHATROLINKは、半導体、液晶業界をはじめ、その他の業界へも世界規模での展開が期待されます。また、MECHATROLINK協会はさらにグローバル化を加速させるために、その他の標準化を進めていくことを計画しています。

 SEMI規格E54(センサバス規格)とMECHATROLINKの関係図 



SEMI規格E54(センサバス規格)とMECHATROLINKの関係図

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