MECHATROLINKは2003年にスタートした「MECHATROLINK MEMBERS CLUB」が成長し、会員数も9月末時点で120社を超える数となりました。

さらに、MECHATROLINKを普及拡大するためには真のデファクトスタンダード化の加速が必要であり、オープンなネットワークとしての位置付けをさらに明確にする為、2005年10月01日より日本発のモーションフィールドネットワークとして、その会員組織をMECHATROLINK協会（英語読み：MECHATROLINK Members Association，略称：ＭＭＡ）として新たに発足させます。

本協会は、MECHATROLINKを世界に普及させる為に設立された、MECHATROLINK製品開発メンバー及びMECHATROLINKユーザーで構成された会員組織です。モーションフィールドネットワークMECHATROLINKファミリの構築を積極的に推し進めて行きます。

今回これまでの組織を協会にすることにより、協会組織・運営が明確になり、会員全体の活発な活動や、会員相互間のコミュニケーションを確保できる組織とすることが出来ます。グローバルな市場に向けた普及に弾みがつくことを期待しています。

MECHATROLINK協会の組織としては協会長、幹事会、協会事務局、ベンダー、ユーザーからなる協会会員で構成します。協会は会費制で、４つの会員種別によりサービスと権利を決めておりますので、会員の必要とされる種別を選択していただき入会できる仕組みとしております。今後は分科会の設置や、セミナーの実施など積極的な活動を行ってまいります。

また、今までのMECHATROLINK会員専用となっておりましたホームページから、MECHATROLINK協会のホームページとして一般に開放し、さらに多くの方々に広く情報を発信してまいります。また、会員の皆様には従来通り技術情報の開示を会員専用のページで実施しております。

MECHATROLINK協会ホームページ http://www.mechatrolink.org

今後の展示会への参加予定としては、システムコントロールフェア2005に出展します。MECHATROLINK協会の活動内容や、会員殿のMECHATROLINK対応製品の展示などを実施致しますので、皆様ぜひご来場をお待ちしております。
（11/15～11/18 東京ビックサイト ブース番号2-57）

 

	最後になりましたが、協会設立にご尽力頂きました、オムロン殿、安川電機殿、安川情報システム殿、横河電機殿にこの場を借りてお礼申し上げます。
	MECHATROLINK協会 事務局代表　田中　毅