2008/07/09
MECHATROLINK協会 2008年度総会開催
2008年6月24日(火)にMECHATROLINK協会2008年度総会がホテル東京ガーデンパレスにて開催されました。幸運にも梅雨の晴れ間に当たり、朝から晴天に恵まれたこともあり、多数の会員殿にご参加いただき、総会・講演会・懇親会ともに盛況でした。
総会ではまず、小笠原 浩 協会幹事長の挨拶があり、田中 毅 事務局代表より「2007年度状況と2008年度計画」の説明が続き、その後に会計報告がなされました。
引き続き行われた講演会では日産自動車株式会社様、株式会社新川様より講師をお招きし、自動車産業におけるネットワーク・制御装置、半導体製造装置の動向と課題等について興味深いご講演をいただきました。
その後に、FDT/DTM分科会活動報告、各社のMECHATROLINK新製品紹介、MECHATROLINK-Ⅲのリリースについての報告で総会・講演会の部が終了しました。
最後に行われた懇親会では、会員様相互の交流の場として和やかな時間を設ける事が出来ました。
各内容につきましては、下記の【詳細報告】をご参照ください。
今後もMECHATROLINK協会はMECHATROLINKのグローバルなデファクトスタンダードを目指し、更なる普及活動を展開して参ります。
詳細報告
日時 | 2008年6月24日(火) 13:00~18:30 |
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開催場所 | 東京ガーデンパレス |
参加人数 | 54社(参加人数:91名) |
2008年度計画について
MECHATROLINK協会の2008年度の目標は
- 1) 会員数の増加
現在の264社から400社へ。 - 2) ネットワークサーボ普及率
30%にUPさせる。 - 3) アジア地区でのMECHATROLINK普及活動
日本・中国・韓国・台湾での展示会及び、業界紙等へのMECHATROLINKの紹介記事掲載。 - 4) マーケット部会の設立
MECHATROLINKの普及推進の為に市場的観点から活動を行う。 - 5) グローライズ
カタログやマニュアル、Webを各国語対応とし、お客様のニーズに応える
(日本語・英語・中国語【簡体字・繁体字】・韓国語) - 6) MECHATROLINK-Ⅲ
通信速度、スレーブ接続局数、通信データ容量などを大幅に改善した、MECHATROLINK-Ⅲの通信ASICをリリース。
ハイエンドアプリケーションとして更なる普及を目指す。 - 7) 連携
上位ネットワークとの連携やマスターとスレーブの接続性向上を目指す。
総会風景
総会
・ご挨拶
MECHATROLINK協会幹事長 小笠原 浩
・「MECHATROLINK協会2007状況と2008計画」
MECHATROLINK協会事務局代表 田中 毅
・「2007年収支報告と2008年度予算について」
MECHATROLINK協会事務局 板谷 桂枝
MECHATROLINK協会
幹事長 小笠原 浩氏
特別講演 1
日産自動車株式会社 境野 真道様より
「自動車産業におけるネットワーク・制御装置の動向と課題」
についてご講演いただきました。
日産自動車株式会社
境野 真道様
特別講演 2
株式会社新川 野辺 隆様より
「半導体製造装置の動向と、求められる電気品」
についてご講演いただきました。
株式会社新川
野辺 隆様
FDT/DTM 分科会活動報告
株式会社 デジタル 栗林 秀企様より
マルチベンダ・マルチネットワークを可能とするオープンな規格としてのFDT/DTMを導入することによるメリットや懸案事項、また今までの活動 総括、今後の活動方針についてお話しいただきました。
株式会社デジタル
栗林 秀企様
各社MECHATROLINK新製品紹介
・株式会社アイエイアイ 様
「スライダー用コントローラACON、PCONシリーズ」
・株式会社エム・システム技研 様
「コンパクト一体型 リモートI/O R7シリーズ」
・横河電機株式会社 様
「DYNASERV DrvG Ⅲ」
・マイコム株式会社 様
「ステッピングモータドライバ MLN50シリーズ」
・スカイリンク株式会社 様
「MECHATROLINK-Ⅲ スターターキット」
報告
・MECHATROLINK協会事務局 下畑 宏伸
「MECHATROLINK-Ⅲのリリースについて」
懇親会
会員様同士の情報交換や、今後の営業活動が活発に行われるとともに、会員様の挨拶では、 今後のMECHATROLINKへの期待と要望が述べられました。